2005


2005.12.16
鍛金作家S氏の個展のための作品制作のアシストをしばらくやっていました。今回はいままでに増してハードな日程でした。36時間あまり仕事しっぱなしということもあったり、かなりぐったりしてます。なんとか制作が終わり、ゆっくりできるかと思っていたら制作の依頼があってまたしばらく睡眠時間の少ない日が続くことになりました。
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2005.12.3
展覧会のための作品制作も一息ついたこともあり、知り合いの作家さんの個展の会期が重なっていたので、今日はギャラリー巡りとなりました。
田中千絵さん ギャラリー田中 12.10まで
狩野智宏さん ギャラリーhigh-kyo 12.18まで
佐藤忠さん 杉野学園ギャラリーU 今日まで

Jリーグ最終戦、浦和レッズ2位。
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2005.11.24
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2005.11.23
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2005.10.28
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2005.10.24
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金工3人展が終わりました。短い会期でしたがいろいろと実り多い展覧会でした。初めて挑戦したものもあったので、どのように受け取られるかいろいろと考えてましたが、おおむね予想と近い反応でした。反省しつつ次へどのように展開していくか考えながら制作していこうと思う。会場の画像は、近日サイト上で公開したいと思います。
展覧会場は原宿竹下通りから脇道へはいったところにあります。ところが竹下通りの喧騒とはうって変わってとても静かな時間が流れていました。ほんとに通り一本距離にして数メートルなのです。それにしても竹下通りのテンションはすごい。来る人来る人みな「すごいねえー」とおっしゃってました。
来場された方々どうもありがとうございました。



2005.10.20
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飲み過ぎてぐったり。手首のために今日は休養です。久しぶりのすっきり晴れた秋の空がまぶしい。


2005.10.19
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金工3人展の初日を迎えました。ようやくという感じ。手首を痛めるというアクシデントもあったりして、どうなるかと思いながらの制作でした。でも、この制作を通してひとつチャンネルが増えた感じがします。今後どのように展開していくかまだ未知数ではあるけど。それから若い二人の制作にも大いに刺激を受けました。東京近辺の方はぜひご高覧ください。
土曜日にはもう一つ搬入があります。



2005.10.13
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いそがしくなってくると、無性に気分転換がしたくなる。現実逃避に近いのだけど、お手軽にやるのはデジカメ片手にアトリエの庭の植物や虫の観察である。ぱっと見はただ雑草が生えているだけのように見えるがその気になって探すと、いろいろなものが観察できる。これはたぶんセイヨウタンポポだと思うのだけど、その種と綿毛。アップで見ると幾何学的でとても美しい構造をしている。ひとしきり観察した後はふっーと息を吹きかけ綿毛をとばす。風にのってどのくらい遠くまで飛んでいくのだろうか。



2005.10.08
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茹で栗を食べる。


2005.09.21
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栗拾いにいってきた。茨城の友人の栗農園へ栗拾いの手伝いにいった。
今期は例年とちがって栗がなかなか落ちないとぼやいていた。
栗の林のを歩いていると、いつもなら栗が木からぼとっ、ぼとっと落ちる音がするのだけど、今日は全然しない。虫や鳥の鳴き声と自分たちの歩く音だけしかしない。出荷量も少ないそうだ。
結局、2時間ほど拾い歩き10キロくらいひろった。そのうち半分は私のお土産となってしまった。感謝。
あとはビールを飲みながらおしゃべり。手伝いにいったのか、遊びに行ったのかわからなかったが、いい気分転換になった。


2005.09.16
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最近、愛用の機械の調子がよくない。ノートパソコンもあちこちガタがきていて、まともに使えなくなってきたし、今日はいつも作業記録を撮っているデジカメがメモリーカードを突然認識しなくなったり(しばらくいじったらなぜか直った)。
とりあえず、だましだまし使っている状態。忙しいから今はまだ壊れないでほしいなあ。


2005.09.10
大瀧詠一を聴く一日
仕事中携帯にメール着信のメロディが鳴った。
小学校からの友人の訃報を告げるものだった。
折り返し返信した。「なんで?」
返事が来た。「詳しくはまだわからない。病気療養中だったらしい」
そういえばもう何年も会っていないと思いかえす。前にあったのはいつ、どこだっけ。
あちこち電話をして情報を集めていたら、ふと大瀧詠一の「君は天然色」という曲が頭のなかで流れ出した。
思い出した。大滝詠一というアーティストの存在を教えてくれたのは、彼だった。
彼は、授業の合間の休み時間におどけながら口ずさんでいた。
陽気なお調子ものだったなあと、記憶をたどる。
そして、よりによって「君は天然色」かよ、とつぶやいてしまった。
この別れた恋人を想う歌なのだけど、「想い出はモノクローム〜」というフレーズがあってなんともいえない悲しい気持ちになった。
もう酒も飲めないし、バカ話もできないのかと。
そんななか、友人たちから連絡が入り詳しい事情を教えてもらう。
意外なことだらけだった。
会わなかった数年間の長さを実感した。
家人に告別式への出席を頼んだあと、CDの棚から大瀧詠一のCDをごそっととり出してきて、彼の冥福を祈りながらCDを聴いた。
ひたすら聴いた。


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錫の小皿


2005.07.26
病院にいってみてもらった。ついでに少し前から痛みのある頚もみてもらった。手首はいまのところそれほどひどくない状態。腱鞘炎ではないので、一安心。シップして包帯を巻かれた。しばらく様子をみながらの作業になるのかな。頚も骨には異常がないので、筋関係の痛みのようです。これもしばらく様子見。
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2005.07.24
やばい。右手首の調子がよくない。ちょっと前からストレッチをしているときに違和感を感じていたんだけど、ここ数日の作品用の材料作りの作業で若干の痛みがでてきた。手の甲の側へ曲げるとかなり痛い。関節かスジかちょっと分かりかねるところ。ホントやばいなあ。材料を作らないと作業が進まないから、休むわけにもいかない。こんなときにかぎっていろいろと仕事があったりする。様子を見ながらやるしかないか。
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2005.07.17
ようやくシーサー1体目完成。もう1体残ってます。高さ20センチ程のこぶりなもの。これは口の閉じたバージョン。シーサは1対ものの場合、口の開いたシーサーと閉じたシーサーで構成されます。狛犬でいう阿吽です。シーサーの場合オスとメスというそうです。口の開閉と雌雄がどう対応しているかよくわかりません。なんとなく口を開けているのがオスかなあという感じ。これは1枚の銅板から絞りあげたのですが、パーツを熔接して作っていこうと思っています。年内の完成を目標にしていますが、どうなることやら。
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2005.07.07
田舎から段ボール箱の荷物が届いた。
開けてみると箱いっぱいのゴーヤーが、新聞紙に丁寧に包まれている。
包みの新聞紙をあけると青苦い香りとともに青々としたゴーヤーがでてきた。
今の時期がいちばんよく出来るしおいしいからと収穫したら送ると、
連絡があったのを思い出した。
箱の中は、「あばしゴーヤー」とたぶん「長れいし」の2種類。
あばしは太くて短くて、その形が魚のハリセンボンに似ていることから、
名付けられたらしい。
その名前のもとになったハリセンボンは方言で「アバサー」という。
長れいしはその名のとおり細長い。細長いといっても太さは6センチもあり、
長さも40センチは優にある立派なものだ。
近所のスーパーでも、北関東で栽培されたゴーヤーが販売されている。
だけど、出来損ないに見えるくらい細くて貧相に見え、
おまけに価格も割高である。
あまりに貧相すぎるし価格的にも納得いかないので、まだ買った事がない。
やはりぶりぶりとしたゴーヤには、南の強烈な太陽の光が必要なのだろう。
小さい頃はゴーヤーの苦味がとてもいやで嫌いな食べ物のひとつだったが、
歳をとるにしたがい、なぜかこの苦味がなくては満足できなくなってきた。
どうやら傾向は沖縄人にはよくあることらしいのだが。
まずは、「ゴーヤーちゃんぷるー」でもつくってみようか。
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右側の太いのがあばしゴーヤ


2005.07.04
cocco
が復活した。
深夜、テレビを眺めていたら、聞きおぼえのある歌声がながれてきた。
画面には、知らないバンドのアルバムのCM。
新しいバンドなのかと思いながらも、流れてくるその声にはおぼえがある。
CMが終わる。
記憶の糸をたどっているうちにバンド名をおぼえるのを忘れてしまった。
ただ、ジャケットのイメージと声だけ、かろうじて記憶した。
でも、彼女は活動休止中ではなかったかと、思いながらアマゾンで検索してみた。
ビンゴ!!
「singer songer」というユニットで活動再開していたのである。
翌日、近所のCD屋へ行き「ばらいろポップ」と初回限定シングルを購入。
早速聞いた。
ずいぶん明るくなったなあというのが第一印象。
ソロのときに出している楽曲では、痛みすら感じるくらいだったのに。
楽しいというか、嬉しいという雰囲気。
ユニットというバンド形式のせいもあるのか、ボーカルが突出していないからなのか、
しばらく聞き込んで、あれこれ考えながら「singer songer」を楽しもうと思う。
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2005.06.28
南洋サイパン島に天皇皇后両陛下慰霊に訪れる。
サイパン陥落61年目の初夏。いつもなら、なんとなく見るニュースも今年はいろいろと思いはせる事柄となった。伯母がサイパンで戦争を生き延びていたこと、そして今月初めに慰霊祭におそらくもう最後だからといとこ達と訪れていたことを聞いていたからだが、もう一つ、印象深いニュース映像を目にしたことも大きい。
ここ数日、ニュースでは激戦の様子が繰り返し放映されてる。サイパン激戦の象徴と悲劇して扱われるバンザイクリフとよばれる断崖は、アメリカ軍に追いつめられた日本人住民が「バンザイ」と叫びながら崖から次々飛び降り、命をたったことから名付けられた。
映像ではその断崖から女性らしき人が飛び降りるシーンが映っていた。そのシーンのまえには小さな何かが投げ込まれるカットがあった。その時は分からなかったが、別の放送局のニュースではそれが乳児であることの説明があり、崖下の波間に浮く絶命したであろうその姿もあった。
この後どのニュースでも、もう見る事はなかったが、私にはそのシーンが、目に焼き付いている。鬼畜と教えられた米兵が間近に迫っているなか、子供を投げ込み自らも飛び込むということは母親の気持ちはどうだったのだろう。子供をもつ身として、想像しようとしても想像が追いつかない。子供に手をかけなければいけないという状況に、ただ寄る辺のない悲しみがあるだけである。
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2005.06.14
イジュの花。
沖縄ではとてもポピュラーな白い花。5月の終わり、梅雨のはじめごろに咲く。自生しているのでうちの地元では、あちこちでみられる。意識して見だ回すとそれこそ、ここにある、そこにある、あんなところにもあるという感じ。調べてみるとツバキの仲間で、ヒマラヤあたりまで分布しているそうだ。 そして、照葉樹林を代表する種らしい。

引き延ばし機を手に入れてから、数回プリント作業をした。まだまだ作業に慣れるための練習の割合が大きい。プリントをするときは真っ暗な中でやるのだけど、暗いと時間の感覚がなくなるし、なんだかドキドキしてくるしで結構疲れるものだと実感。
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2005.06.10
ここのところ写真づいている。
ひょんな事から引き延ばし機一式を手にいれた。
学生のとき以来、十何年ぶりにモノクロプリントをはじめた。
時代はデジタル全盛なのに逆行しているなあと思いながら、学生のころ撮りためていたフィルムを整理している。
フィルムを現像しただけのものが結構あるので、プリントするのが楽しみ。
いそいそと現像液をつくったり、足りない道具をネット注文したりしている。
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2005.05.15
またまた、変形絞りでシーサー2体。
高さは20cmほどになる予定。
今度は全身なので絞り込みがかなりきつい。
両の掌が悲鳴をあげっぱなし。
かなり勉強になる仕事になりそう。

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2005.04.29
先日の気持ち良く晴れた日の事。中古の中望遠レンズを買いました。
そのレンズは思いの外値段が安く、レンズ面に傷や埃、カビはついてないし、
各リングは回しても引っ掛かりなど無く、さほど問題があるように思えないので、十分使えるだろうと思った。
ところが、レジで代金を払おうとしたとき、
店員が、ジャンク品なので保証はありませんけどいいですか?と聞いてきた。
思いもしない言葉に一瞬考えをめぐらす。ジャンク品だから安いのか。
使えるものへの代金は払えるが、
使えるかどうか分からないものに代金は払えるか?
中古のレンズを買うだけなのに結構むずかしい問題になってしまった。
でも、先程いじった限りでは問題があるように思えなかったので、
買っちゃえと天の声が?聞こえた気がしたので、
店員に「いいです。買います。」と宣言し代金を支払った。
帰り道、この買い物は良かったのかどうか、試し取りをしないとなあと、
考えながら自転車を走らせた。
中古で買ったレンズがジャンク品だった。早速どの程度使えるのか、どこが壊れているのか調べる為にカメラに取り付けてみた。ファインダーを覗く。視界は良好。ピントリングなど各リングもちゃんと機能しているようだ。焦点距離が長い分バックのぼけ具合が気持ちいい。絞りリングをまわしながら被写界深度がどのくらい変化するのか被写界深度ボタンを押してみた。そのとき、ジャンク品の理由がわかった。絞り羽根が全く動かないのである。このレンズは常に絞り開放でしか撮影出来ないということなのである。このことはレンズとしては致命的なことである…。
しかし、新品で買ったわけではないから、このレンズなりの使い方をやればいいのだと、試し撮りをはじめた。左の画像はそのうちの2枚。
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2005.04.28
昨日、鍛金の先輩のTさんのアトリエを見学しに、私鉄線をのんびり乗り継いで遠出した。はじめて乗る私鉄線なので移り変わる風景を楽しんでしまいました。
先輩の自宅兼アトリエは閑静な住宅地の坂の途中にあり、早速アトリエ見学をさせてもらうことに。
15畳ほどのスペースはアトリエの為に設計してあるので、特別広くないけどその人なりの合理性をあちこちに、なるほどねえと感じるものでした。
自分の工房を作る時の参考にしたいと思います。
日の当たるリビングでお茶を飲みながらのおしゃべりで、今後の活動についてもいろいろと示唆していただき感謝のひと言につきます。
なぜか送風機を「もう使わないから」とお土産にいただいたし。
感謝。
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2005.04.27
どうにか低空飛行状態から徐々に脱しつつある。
新しい制作も体を慣らしつつ作業時間を延ばしている。
今までやらなかった分野へアプローチしていくのは、
思考経路を少し変えなければいけないので、なかなか大変。
しかしちょっと俯瞰してみれば、それほど違いがあるわけではないから、やる価値はある。
やる事は山のようにある。
さて、どこから手をつけようか。

東京近代美術館工芸館で開催中の「伊砂利彦 型染の美」展が思いのほか良かった。閉館時間間際だったので、もう一度見に行こうと思う。0425


2005.04.10
桜、さくら、サクラ
どこをみても
桜しか目にはいってこない。
桜満開狂い咲きであります。
妖気すらただよう咲っぷりは、
見慣れたはずの街角の風景を
一変させる
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2005.04.06
ここ数日、大した用事もなかったので
ローレライにどっぷり浸りながら完読。
場面がもりあがってくると、
読むスピードも早くなっていくのだけど、
しつこいまでの描写に想像が追いつかず、
多少混乱しながらも、
とても楽しめました。
ところどころ?と思うところはあるのだけどね。


2005.04.01
終戦のローレライがとても面白い。
太平洋戦争末期ドイツから
日本海軍が接収した潜水艦と秘密兵器ローレライを
めぐる話なのだが、描写が細かい。
映画化もされているので、
このエピソードはどのように映像化されているのか、
想像しながら読んでいるのでなかなかページが進まない。

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終戦のローレライ 上下 福井晴敏 講談社刊


2005.03.30
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