松岡正剛季題企画2
「おとづれー物語の予兆」展
古代中世、神の来臨の気配が感じられることを「おとづれ」と呼んでいました。「音連れ」です。ふだん感じられない音や声のようなものをキャッチウェーブしたということなのでしょう。折口信夫はこの「おとづれ」はまた「おとなひ」(訪なひ)であって、春の「ことつげ」(言告げ)でもあったと見ました。わたしたちは正月や春のたびに、そうした「どこからかやってくるもの」に思いを寄せたものです。
今日、一腕の茶碗や一個のオブジェや一体の彫塑に、わたしたちは新たな訪れを感じることがあります。それは気分のあらたまる物語の予兆でもあって、親しい人にその予兆を告げたくなるものでもあります。そんな作品に出会いたいと思います。 
松岡正剛(編集工学研究所所長):DMより引用


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PART 1: 2005年2月2日(水)〜2月12日(土) 2/7休廊
陶:高田三平 森野彰人 ガラス:アキノヨーコ 神田正之 金工:関井一夫 田仲康嗣


PART 2: 2005
年2月16日(水)〜2月26日(土) 2/21休廊
陶:川崎毅 斎藤敏寿 ガラス:奥野美果 三浦世津子 金工:岩田広巳 山田瑞子

PART 3: 2005
年3月2日(水)〜3月12日(土) 3/7休廊
陶:加藤委 三輪和彦 ガラス:馬越寿 海藤博 金工:田中千絵 留守玲

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